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社団法人 全国少年補導委員協会によるデータです参照の場合は全国少年補導委員協会の内容も閲覧下さい
少年非行の原因・背景
刑法犯で検挙された少年の人員は、戦後、その時々の社会情勢等を反映して増減を繰り返してきました。
少年自身の問題
最近の少年犯罪には、社会のルールを守るといった規範意識に欠けているケースや、自己中心的で被害者の気持ちを考えないケースが目立っています。遊ぶ金欲しさからゲーム感覚でひったくりや路上強盗を行うなど、その傾向が顕著にみられます。また、感情を言葉にして表現する力が弱まっていることがあげられ、他人とのコミュニケーションが苦手なことから、イライラや不安が非行となって表れることもあります。
家庭の問題
子供の人格形成や人間関係の構築においては、家庭が最も重要な役割を果 たすと考えられています。しかし最近では、家庭での親と子のふれあいが少なくなるなど、親子の関係が希薄になってきているという指摘もあります。自分の子供が飲酒・喫煙等の不良行為を行っていたとしても、それを知らなかったり、黙認している親が見受けられます。また、親の規範意識が欠けているケースも見られ、まず家庭において、善悪の区別 や社会のルールを守ることなどについて、幼児期から親がしっかりとしたしつけを行っていくことが大切です。
内閣府が実施した「少年非行問題等に関する世論調査」(平成14年2月)によると、非行の大きな原因(複数回答)について、7割以上の大人が「家庭環境」と回答しています。
学校の問題
少年は成長するにつれ、家庭のほか、学校における友達や教師とのふれあいが、その人格形成に大きな影響を与えるようになります。しかし最近では、「学校がつまらない」、「授業が分からない」、「成績が悪い」など、学校への不適応を示す子供が目立っていて、特に非行少年にこの傾向が見られます。また、周囲の大人が、成績だけで「良い子」、「悪い子」という評価をしてしまうところにも問題があると言えます。成績だけではなく、その子の持つ長所や個性を見つけて、それを評価することにより本人にやる気を起こさせることが大切です。
地域社会の問題
地域社会が他人の子供に無関心であると言われています。かつては、地域の大人達が、悪いことをする子供にその場で注意するなど、地域におけるしつけによって子供達が規範意識を身につけていった面 がありました。たとえ自分の子供でなくても、「悪いことは悪い」と周りの大人がきちんと注意し、本人に自覚させることが大切ではないでしょうか。
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